凡リーマンくらんちのLifeStyles

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【サラリーマンになる人必見②】組織で働くってこういうこと(業務遂行編)

目次

  1. 【サラリーマンになる人必見②】組織で働くってこういうこと(業務遂行編)

  2. まとめ

 

凡庸サラリーマンパパ(2児)こと、凡リーマンのくらんちです。

さて、前回は若いうちから知っておくほどトクする「責任編」をお届けしました。

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 「責任編」は大器晩成型に効果を発揮するタイプの、いわば組織で生き抜く知恵だとすれば、今回お伝えする「業務遂行編」はまさに即効性のあるスキルになります。

それでは早速いきましょう。

    ワーカホリック・仕事中毒のイラスト(女性)

組織で働くってこういうこと(業務遂行編)

1. 出来栄えは70%くらいで良い

    花型の評価印のイラスト

まずはじめに前提をお伝えしますと、業務って、業種・会社・部署ごとに全く異なるものなので、それぞれの業務の特性に合った各個人の「資質」が大きく関わってきます。

たとえば、

・人の感情を汲み取るのが得意

・昔からリーダーシップを発揮してきた

・運動能力が高い

・演算能力が高い

・笑わせる能力が高い

・手先が器用

・おしゃれ

・整理整頓が得意

・容姿端麗

など、その人それぞれで得意なことがありますよね。

自分が何が得意なのかわからない・・・という方は、幼少期から今までの過ごしてきた日々を思い返してください。

 

「なんとくなくやっていた」「なんとなく続いている」「何気なくやろうと思ったらできた」

 

これらは、一生懸命でないところがポイントです。

なんとなく、というものこそが、その人の「才能」であり「得意」である可能性が高いです。また同時に「好き」である可能性も高いですね。

学校内の日々に限らず、目立ったかどうかに限らずに、思い出してみてください。

きっと見つかるはずです。

 

話を戻しますと、

人は不得意なところを一生懸命頑張っても、それなりの成果しか出ません。

 

ただ現実的には、自分の「得意」が発揮できる業務でない場合に困るわけです。

ここで成果を出せないと評価が下がり、やりたい業務にもつかせてもらえず、悶々と日々を過ごす羽目になりかねません。

ではどうすればよいか。

 

最小限の力で、最低限の出来栄えで、上司に提示してアドバイスをもらいましょう。

 

僕のオススメは、60~70%くらいの出来栄えで、上司に確認を求めることです。

 

この時点であれば、期日前に提示しておけば、そこからは修正点が明確になるのでスピードアップできますし、仮に自分の修正が間に合わなくても、最悪上司がなんとかしてくれます。

「え?上司からの評価下がるんじゃ・・・?」

そうかもしれませんが、業務でもっとも重要なのは「期日内に完遂すること」です。

 

そして、この期日前に確認するというプロセスを行っていくことには、「上司のクセが掴める」というメリットもあります。

上司の好みの回答を理解しながら進めると失敗確率はぐんと下がりますし、繰り返していくうちに始めからある程度「正解」が見えるようになります。

そうすると、上司からの評価は後から勝手に上がっていきます。

 

余計な時間を消耗するのは効率的ではありません。

さっさと終わらせましょう。そして次のステップへ移行します。

2.自分のポジションをアピールする

    論文のイラスト

不得意なものに時間を費やすのはやめましょう。

前回記事の「責任編」でもお伝えしましたが、人間関係が発生する以上、不条理・不合理はこの世の大前提です。

しかし、これだけは平等と言えます。

 

そうです、「時間」だけが平等です。

 

人に与えられている唯一の平等なものは「時間」です。

だからこそ、不得意でこの時間を浪費してはいけません。もうこれは、人生の最優先事項にしておいて損はありません。

不得意なつまらない業務は、最低限の力で、最速で処理をしてしまう。

そうして作った「時間」は、自分の得意で楽しい業務に着手しましょう。

 

たとえば僕の場合は、頭でっかちで体を動かすような実行力が伴わないデメリットと引き換えに、戦略を練ることが得意・好きなタイプなので、チームメンバーのタイプを分析した上で、どのように役割を分配すれば、どのような仕組みを用意すれば最大効果を発揮しそうかという絵を描くことをします。

というか、気づくとそういうことを考えています。

 

それが何の役に立つかというと、上司を活躍・もしくはラクにすることができます。

自分が上司であれば、部下のモチベーションや効率を上げられます。

 

そして、こういった事は「生意気いってんじゃないよ、まずは通常業務で成果を出してから言え」となるので、通常業務はこなして信頼を得ておく必要があるのです。

 

また、この「チームの最適化」という業務は「勝手に自分が始めたこと」なので、気づいて欲しい・・・と願ってはいけません。

 

相手の顔(メンツ)が立つように、自分の得意の成果を、アピールしてください。

 

そうして、自分の「ポジション」を確立していきましょう。

そのポジションは、希少性が高いほど有利ではありますが、それが得意とは限らないので、得意なことの方が成果を出しやすいです。

そうして繰り返していく内に、自分の行きたい部署や場所に行ける確率が高くなり、得意→成果が出る→やる気がでる→得意だから成果が出る、というようなループに入れるようになっていきます。

是非、この方法で日々の仕事を少しでも楽しめるようになりましょう。

3. がむしゃらに業務量をこなす必要はある

    仕事を投げ出す白衣の男性のイラスト

最後にお伝えしたいのは、これらを実現するためには、その部署・チームの業務をがむしゃらにこなす必要はある、ということです。

ずっとではありません。

10年程度のサラリーマン人生で、僕の中の基準としては、

 

大体のことは把握できた。人に聞かれて、大体のことはわかっていて、わからなくても、誰に聞けば答えがわかるかを把握できている。

 

この状態にもっていくまでは、がむしゃらに業務をこなしてみてください。

一定量の知識の土台がないと、たまたまうまくいっていたとしても、どこかで失敗します。正しい判断は、正しい知識の蓄積からしか生まれるということを、肝に命じましょう! 

まとめ

自分への戒めの気持ちを込めつつ、今回は業務遂行編をお伝えしました。

まとめると、

 

・時間だけが平等

・与えられる業務は70%の出来栄えで開示してみる

・期日内に完遂することを徹底する

・上司の信頼を得ておく

・自分の「得意」をアピールする

・がむしゃらに業務量をこなす期間は必要

 

以上、組織で働くってこういうこと(業務遂行編)でした。

即効性のあるアクションプランも大事ですが、こういった目線は中長期的に「幸せ」に働いていくにはとても大事なことです。

そして、業務上の責任の範囲に悩んだら、前回の記事「責任編」を振り返りましょう笑。

それでは、次回はいよいよ、一番難しい問題「人間関係編」にて一旦は締めくくりにしたいと思います。

それでは!

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