【幸福になるコツ②】人生で大切にすべき3つのこと(幸福度)
目次
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人生で大切にすべき3つのこと
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まとめ
凡庸なサラリーマンパパ(2児)こと、凡リーマンのくらんちです。
前回も誰でも意識するだけで幸せになりやすいコツをお伝えしました。
漠然とつまらないと感じる日々をスッキリするためのものでした。
今回はまさに、万人に知っておいていただくべき、「幸福度って何なのか?」という視点から、「人生で大切にすべき3つのこと」をお伝えしたいと思います。
さっそくいきましょう。
人生で大切にすべき3つのこと(幸福度)
1. お金に対する「価値観」を理解する
早速パワーワードが飛び出ました。お金ですね。
お金はすごく大事ですね、生活を豊かにしたり、資産があればコロナのような厄災が起こっても心配な思いをしなくても済むようになります。
(僕はないけど)
それだけでもお金というのはあればあるだけ良い、というのは間違いないでしょう。
ましてや資本主義社会においてはそのまま幸福度に直結するといっても過言ではないですね。
ただし、このお金に対する「価値観」、正しく理解できていますか?
たとえば、貧乏育ちでも、親の教育のおかげで、お金のない生活でも十分に幸せを感じられる、楽しそうに生きている方がいらっしゃいますよね。
そういう方を見てどう思いますか?
・・・思い込もうとしてるのかな、そう思わないと幸せになれないから、そう思うしかない環境だから・・・と、解釈しようとしていませんか?
それはそうかもしれませんし、そうでないかもしれません。
ここで大事なのは、その人が自分で、幸せかどうかです。
人と比べて生きる人生は、相対的に幸福度が下がるというのは、研究結果がでています。お金はどれだけ稼いでも、上には上がいますからね。
つまり、お金を増やすことで幸せになれると盲信するのは間違いなのです。
何が言いたいかと言うと、
幸福度とは「その人の価値観との差分」で決まります。
だからこそ、(最低限はいるけど、たくさんの)お金がなくても幸せと、心から言える人がいるのです。
マサイ族とか、どう見てもお金どうでもよさそうじゃないですか。狩りが上手い人がモテそうじゃないですか。
ちょっと飛躍しましたが、ここ日本において、手持ちのお金がないようでは、これからの時代はちょっと心配・・・
ごもっともです。
ノーベル経済学賞のダニエル・カーネマン氏が言うように、年収が800万~900万円に達した時点で、お金で得られる幸福度というのは横ばいになるという研究結果もでています。
逆に言えば、僕を含めほとんどの方が、まだまだ幸福度を上げる余地があるということです。
しかし、幸福度を上げるために、実はお金よりもずっとずっと大切なことがあるのです!
お金よりも、うんと効果のあることがあるのです!
では次にいきましょう。
2. 「親友・パートーナー」を作る
これも研究結果で出ていますが、年収の10%が上がるよりも、信頼できる親友・またはパートナーを持つことのほうが、遥かに幸福度が上がると言われています。
結婚の場合は年収10%上昇よりも767%の幸福度が期待できるそうです、誤字かと思うくらいの桁違いの数値ですね。
また、かの有名なスティーブ・ジョブズが死に際に放った言葉が、そのまま的を得ていると思います。
長いので今回は要約しますが、
・ビジネスでは成功し、頂点に立ったが、それ以外では喜びが少ない人生だった
・人々の承認や富は死を前にして意味がなくなっていった
・命が終わる時に人が持っていけるものは、思い出だ
・命は誰もがいつか終わりがくるのだから、自分と周りの人を、大切にしよう
このような言葉を遺されています。
人生の終わりが近づくと、走馬灯のように振り返り、まるで夢や幻だったんじゃないかと思うとも、言っています。
検索すればすぐに出てきますから、是非全文を読んでみてください。
心が動くその気持ち、自分と周りの人を大切にしていきましょう。
人はそれで幸せになれます。
3. 健康
これはもう、さきほどのスティーブ・ジョブズの最期の言葉で全てを表していますが、病でベッドの上にいて、生命維持装置の緑のランプを見て思うことは、ビジネスではない「大切な何か」を追い求めるべきだと、語っていたいうことです。
生活に困らないお金を手にした後は、別のやりたいことに時間を使い、パートナーや親友を大切にして、たくさんの思い出を作ることが、人生の幸せに繋がるのです。
そのために最も大事なのが「健康」です。
自分も、周りの人を大切にするにも、何を追い求めるにも「健康」がないと成せないものです。
人生100年時代と言われるこれからの世の中、コロナのような厄災や天災、大恐慌が起こるかもしれません。誰もが不安です。
それでも、どんなときでも、健康でいることを一番に考えましょう。
まとめ
なんだか今回は、スティーブ・ジョブズに共感したオッサンの記事みたいになってしまいましたが、僕は「なぜ健康が大事で、なぜパートナーや親友が大切なのか」を知っていただきたいのです。
資本主義社会で格差が広がる世の中では「お金」の大事さは身に沁みます。
東大生の親の約55%は年収950万円以上です。
親のリテラシーや教育環境に依存するからです。
こういった情報を取り入れるのは大切ですが、人生の幸福度はお金よりずっと大事なものがあることを、心に留めておくためにも、しっかり「幸福度」とは何か、理解しておきましょう。
さて、年寄りくさい話はこの辺にして、次回はビジネスパーソンに向けた実践的なスキルのお話、「組織とはどういうもので、どう働いていくべきなのか」をお話したいと思います!
それでは!