【見た目が9割って本当?】第一印象がどれだけ大事か理解するための法則
目次
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なんで見た目が9割っていうの?
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法則の使い方
- まとめ
サ凡庸なサラリーマンパパ(2児)こと、凡リーマンのくらんちです。
前回、オンラインでのアポイント取得方法を解説しましたが、今回は対面要素を正しく理解することで、より今後の人生に役立つ情報にしたいと思います。
仕事や恋愛、何でも応用が効く有用性の高い知識であること、間違いなしです!
なんで見た目が9割っていうの?
1. 人の言葉は7%の影響度しかない
コミュニケーションの研修などで良く使用されるメラビアンの法則。
心理学者であるアルバート・メラビアンという方が提供した概念で、「感情や気持ちを伝えるコミュニケーションを取る際、どんな情報に基づいて印象が決定されるのか」ということを検証したもので、その割合が示されています。
視覚情報(見た目、仕草、表情、視線)・・・55%
聴覚情報(声の質や大きさ、話す速さ、口調)・・・38%
言語情報(言葉そのものの意味、会話の内容)・・・7%
つまり、非言語コミュケーションが93%を占め、言語コミュニケーションは7%であることを示しているのです。なんと驚愕ではありませんか。
でも言われてみれば、魚が死んだような目で疲れた声で「おもしろいね」なんて言われても「いや、あの、無理しないで」と言いたくなりますよね。
見た目も声も揃って初めてその言葉を信じられるのは、皆さんも何となく感覚でわかるのではないでしょうか。
2. 法則の使い方を理解する
法則を理解したところで、ここで気をつけたいのが、これは「感情や気持ちを伝えるコミュニケーションを取るとき」の法則だということです。
ビジネスに応用する際は、ここの使い分けを正しく意識しましょう。
例えば稟議や通達・連絡関係。
これにはこの法則は不要です。何せ気持ちが不要です。
合理的でわかりやすくあることが正義です。
前の記事で説明したとおり、箇条書きが効果抜群、鉄則です。
一方で、プレゼンテーションや提案、企画の説明、面接、接客。
これらはこの法則が大活躍です。
相手に納得し、動いてもらう必要があることです。
仕事だから動いてくれると思ったら大間違いです。結局はその人の心の意思決定、気持ちが動かないと人の行動はついてきません。
動いたとしても、それは仕方がなくやっていることなので、大した成果は望めません。せっかくやるのであれば、最大効果を目指しましょう。
それがその人の充実感、ひいては自分への成果として返ってくるのだから、是非取り入れて楽しく仕事をしようじゃありませんか。
まとめ
ということで、今回は対面で与える効果について詳しく説明しました。
前回の記事でお伝えしたオンラインやメールで伝えられる情報がいかに限定された状態なのか、より理解いただけたのではないでしょうか。
ただし、見た目や態度、表情などの非言語コミュニケーションが9割を占めるとしても、伝えたい内容があって初めて成立することなので、自分が相手に何を伝えたいのか、これが最も重要であることは気をつけたいところです。
伝えたいことを爆発的に強化してくれるツール、とも言えるかもしれません。
あくまでツールなので、本質は「伝えたい内容」にあることには気をつけましょう。
それでは次回は、こういった知識や工夫を凝らす先によって、効果が出るものと出ないもの、つまり自分で「変えられるモノと変えられないモノ」について理解を深めていきたいと思います。それでは!